高濃度への挑戦

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「高濃度」への挑戦は「大手企業」への挑戦

「飲みやすさより、高配合」 大手メーカーの逆を行く

ドリンク剤といえば、昔は、「働く男性の滋養強壮」というイメージが強いものでした。それが時代の流れと共に、美容や健康、眠気覚ましなど、様々なシチュエーションで、老若男女問わず飲まれるようになっています。

米田兄弟社が、健康ドリンクの生産・販売を行っていた2003年頃、コラーゲンを配合したドリンクが、お肌に良いと女性たちの間で人気でした。大手企業がこぞってコラーゲン商品を販売、その多くは、配合量を抑え「飲みやすさ」を売りにしたものでした。そして大量生産による低価格化で、シェアを伸ばしていたのです。

私たちは考えました。大手と同じ市場で闘ってもかなわない。ならば、大手の逆を行こう、と。コラーゲンの配合量を多くする。少々単価が上がっても、飲みやすさより即効性を求める人にターゲットを限定する。そうすれば、生産ロットの少ないことは、逆に強みとなる。
そうして導いた答えが、「高配合ドリンクの追求」です。

当時、コラーゲンの高配合商品を出している企業は他にもありましたが、私たちは、その中でも一番の配合量を目指しました。このフィールドで競争していくには、少しでも濃度の高いものを、と考えたからです。

高濃度ドリンク製造の苦闘

わずか50ccのドリンクに、大量のコラーゲン粉末を配合するのは簡単ではありません。コラーゲンは、普通に混ぜても水には溶け込まないのです

最初は、試行錯誤の連続でした。加熱したり、何時間も置いておいたり、固まったコラーゲンを無理やりつぶしたり、成分の溶かす順番を変えてみたり…。様々な工夫を重ねた後、ようやく、試験的に、目指す量のコラーゲンを50ccのドリンクに溶かせるようになりました。

次の問題は、その液を機械に通せるか、です。開発したドリンク剤を無事生産できるかの関門は、3つあります。1つは、ビーカーでは溶けたものが、機械でも同じように溶かせるか。2つ目は、それを濾過するポンプを通すことができるか。3つ目は、液を瓶に充填できるか。この3つをクリアできて、初めて商品化が可能になります。

当時の機械では、コラーゲンドリンクを生産ラインに流すと、ピストンや充填部が固まってしまうことがありました。私たちはそのたびにラインを止め、機械を洗浄し、また動かす、そんな手作業を続けました。また、ドリンクがうまく機械を通っても、一本の瓶に充填する量や時間をうまく調整しないと、液だれが起きてしまい、瓶とキャップとがくっついて開けられなくなります。

そうした苦労を重ねながら、少しずつ、高配合ドリンクの生産が軌道に乗ってきたのです。

チャレンジ精神と、 実際に飲む人の目線

クライアント様からは「もっと濃いものを作りたい」「こんな成分は入れられないか」など、新商品への様々なご要望が寄せられます。中には、明らかに不可能というものもありますが、「難しそうだけど、何とかやれそうだな」と、少しでも可能性があるご依頼は、まずはお受けします。お客様のご要望にこたえるため、あの手この手で一生懸命取り組む。大切なのはチャレンジ精神です。

高濃度ドリンクの商品化において考えねばならないのは、作れるか否かという問題と、もう一つ、飲む方の思いです。
例えば、高濃度ドリンク剤は冷やすとドロリと固まってしまう場合がありますが、消費者様の中には、冷蔵庫で冷やして飲みたいという方もあります。また、原料由来の沈殿は品質的に問題はないのですが、やはり見た目が良くないと思われる方もあります。こういった問題をどうクリアしていくか、クライアント様と綿密に話し合いながら商品を作っていきます。

私たちは、ただ濃いものを作ればいい、とは思っていません。欲しい成分を一度に摂取できる高配合の魅力をそのままに、見た目や味、保存性など、様々な要素を念頭に置いて、実際にドリンクを口にされる方の目線に立ち、クライアント様のご要望を満足できる商品をご提案させていただいています。

「高濃度・小ロット」に こだわり続ける

高濃度ドリンクを製造している会社は多数ありますが、その中で、私たちが自負している強みの1つは、独自の技術ノウハウです。具体的には、コラーゲンとヒアルロン酸を高い濃度で配合できる技術や、業界最高クラスの、コラーゲン20000mgの配合技術です。これらの実績は、クライアント様から高い評価を頂いています。

また、私たち米田兄弟社の前身は製薬会社であり、古くから、ドリンクだけでなく錠剤や顆粒など様々な形の薬を作ってきました。諸成分の特性や取り扱いに関する経験・知識・技術は、現在の高濃度ドリンク製造に生かせる部分が、少なくありません。

これらの強みを生かして、企画、開発、製造それぞれのメンバーが一致協力し、意見交流を積極的に行いながら、皆様に求められる高濃度ドリンクを日々生み出しています。

私たちはこれからも「高濃度・小ロット」にこだわっていきたいと考えています。
そのために今後、今までの設備では扱えなかったロット数にも対応可能な生産ラインを拡充します。人的にも物的にも苦労はあると思いますが、「人と違うこと、人のしない苦労をしてこそ、人よりも良い結果を得られる」と確信しております。
そして消費者ニーズを敏感に察知し、コラーゲン以外の成分にも挑戦しながら、皆様に喜んでいただける新しい高濃度ドリンク剤を生み出してまいります。

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