商品化へのステップ

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実例を交えて商品化のステップをご紹介します

今、世の中にはいろんなドリンク商品が売られていますよね。テレビでも毎日のように、健康や美容、滋養強壮に効く!といったCMが見られます。
私たち米田兄弟社は、こういったオリジナルのドリンク商品の開発・製造をさせて頂いております。
ここでは、1つのドリンク商品がどのようなプロセスを経て出来ていくのかをご説明いたします。弊社オリジナル健康ドリンク「ローヤゲンコラーゲン綺潤」開発時のこともご紹介していきますので、ぜひご参考になさってください。

お問い合わせ

まずは電話またはメールでお問い合わせ頂きます。
すべては、ここからスタート!どんなことでも、お気軽にご連絡ください。

打ち合わせ

商品開発についての、より詳しく具体的なお考えをお聞きします。
打ち合わせは、お電話でお問い合わせを頂いた、その時に行うこともありますし、日を改めて面談で行うこともあります。

打ち合わせでは、主に以下の点についてお聞きします。これらをどれだけ明確に、具体的に決められるかに、商品の成功・不成功がかかっていると言っても過言ではありません。

商品コンセプト

「この商品で、何をしたいか」という商品の目的で、ドリンク開発において最も大切な要素です。一口に「女性向けの美容ドリンク」といっても、美肌効果を狙うのか、ダイエット系なのか、によってドリンクの内容はまったく違います。

ターゲット

「この商品を、誰に売りたいか」という顧客層です。性別や年代はもちろん、たとえば同じ女性でも、OL・子育て中のママ・学生とではニーズが違います。

使いたい素材

ドリンクに何の素材が使いたいか、というご要望です。人気の高い素材では既発商品も多いので、その他の副素材で差別化をはかることも必要です。他にも素材の機能的な量の配合なども提案可能です。

価格・ロット数

想定するターゲットや予算に応じて、製造ロット数や価格が決まります。資材や包装の仕方でも変わっていきますので、ニーズに寄り添った相談をお伺いします。

企画・提案

打ち合わせの内容をもとに商品企画を作り、素材や処方、剤型などのご提案を行います。
これまでの豊富な開発実績をベースに、お客様の販売戦略や企業イメージ、コスト面も視野に入れた幅広いご提案をさせて頂きます。
あわせて、材料の特性やデータについても、必要に応じてご説明いたします。

また、実績のない新しい素材については、「製造可否判定」を行います。
(弊社では、錠剤などドリンク以外の製造も承ります)

「綺潤」ができるまで その1:企画・提案

「綺潤」ができるまで その1:企画・提案

「ローヤゲンコラーゲン綺潤」が開発された時、高配合コラーゲンドリンクは10,000mgが一般的でした。そこで私たちはまず「コラーゲン10,000mg以上」を柱として「女性向けの、美肌効果の期待できるドリンク」をコンセプトにしました。

一方、コラーゲンペプチドだけでは競合商品との差別化はできない・より消費者ニーズに寄り添った商品開発が必要と考え、他の成分を検討していたところ、肌の保湿機能を持つヒアルロン酸やバリア機能として定評のあるセラミドと、コラーゲンペプチドとのトリプル高配合商品を考え調べてみると、当時どのメーカーも作っていませんでした。これは差別化商材になりうると考えたのです。

ここに、エラスチンペプチドやシルクペプチドなどの肌組成にある素材や、その他、従来の商品にも使っていた素材を加えていきました。
また、味については「綺潤」は美容商品であることから、カロリーの高い砂糖をやめて内面美容をアピールできるオリゴ糖を使うことにしました。

試作製造 / 評価

ご提案についてお客様のご了承を得られれば、ご提案した処方にしたがい試作製造に入ります。
試作した製品は、お客様に飲んで頂き、味や香りについて評価して頂きます。

「甘さが足りないかな?」「もうちょっと酸っぱい方がいいな」などの評価を頂き、調整して試作し、それをまた評価して頂き、といったやりとりを行います。
試作と評価を繰り返しながら、口当たりや味、香り、色などすべてにおいて、ご要望にかなう商品を作り上げていきます。ここには妥協は許されません。

「綺潤」ができるまで その2:試作製造/評価

「綺潤」ができるまで その2:試作製造/評価

最初の「綺潤」試作品は、すっぱい味がしました。これを何味にしようかと検討し、レモン味ではすっぱいイメージが強すぎるとの意見をうけて、グレープフルーツ味に決定しました。
その後、「綺潤」をリニューアルした時に植物性の原料を導入したところ、原料自体の苦さが生まれたので、そこから試作を重ねて甘味を調整し、よりグレープフルーツの味わいに近い、「苦すっぱい」感じが表現できました。

また、企画当初はコラーゲンの配合量は10,000mgでしたが、試作段階を経て、最終的には12,000mgになりました。これには、予算内で少しでも配合量を増やしたい意向と、「コラーゲン12000mg・ヒアルロン酸120mg・セラミド1.2mg」という数字の並びが面白い、という狙いもありました。

「綺潤」は自社商品なので、ある程度の冒険ができたのも確かです。もし「綺潤」を10,000mgで終わっていたら、「高濃度商品」という売り出しは考えていなかったでしょう。

概算お見積り

概算お見積りをご提示します。お見積りに含まれるのは、ドリンク・ビン・キャップと輸送用の箱までです。パッケージやフタのデザインは含まれません。
概算お見積りは、試作製造と並行して行われます。コスト面を考えながら、主成分の配合量などを調整することもあります。

商品パッケージ

商品化するにあたってのパッケージを決定します。
キャップやラベル・箱のデザインはもちろん、箱の大きさや形状もここで決めます。販売方法や陳列、商品価格についても考えておくことが大切です。
また、法規上ラベルに記載が必要な情報(賞味期限や原材料表示、内容量、栄養成分表示など)についてもアドバイスいたします。

デザイナーや資材の印刷会社は、お客様でご手配頂くこともできます(※)し、弊社と取引のある業者をご紹介することもできます。
※弊社の規格に合った版型や箱・ラベル資材を使って頂く必要がありますので、別途ご相談・テストをさせて頂くことがあります。

「綺潤」ができるまで その3:商品パッケージ

「綺潤」ができるまで その3:商品パッケージ

「綺潤」は、当社としては他商品よりも若干高めの価格帯を考えていました。そこでデザインに関しては、「高級感のあるデザイン」を何種類か提案してもらい、その中から、金色の箔を入れた現在のデザインを採用しました。ピンク色は、女性向けの商品というイメージを表現しています。

また箱の材質も、それまで使っていた普通のコートボール(白いボール紙)では少し安っぽいので、ダンボールで何種類かサンプルを作り、固さや形を試してみました。現在の箱は固めのダンボールでしっかり作られているため、梱包がしやすく流通面でもメリットがあります。

本お見積り

パッケージを含めた、ドリンクの製品化に必要なすべての経費を計上したお見積もりをご提示します。これにご承認を頂き次第、製造ラインに進みます。

製造

各種原料・素材の調達をし、製造に取りかかります。 製造工程の詳しい内容は、「設備案内」のページをご覧ください。

「綺潤」ができるまで その4:製造

「綺潤」ができるまで その4:製造

高濃度のコラーゲンドリンクである「綺潤」は、実際に製造ラインで数千本作った時、果たして試作段階と同じように作れるのか、というのが心配でした。
まず製造現場で溶かしてみて、開発時点で取った製品データと差異がないかのチェック。次に、ビンに充填する時の濾過(ろか)はできるか。そして機械の配管をちゃんと通るのか、機械がきちんと50ミリリットル充填できるか…。心配は尽きません。

ラインのスピードや機械の充填量の調整を繰り返して、ようやく、ドリンクの充填に成功したのです。
「綺潤」の製造を経験してからは、他の同じような商品についても、それがどの程度で製造できるかを「綺潤」のケースをベースにして判断できるようになりました。「綺潤」そのものの製造ペースも、現在は開発当時の半分ほどに時間短縮できています。

品質管理(ご納品前)

弊社では、製造過程・納品前・納品後の三段階で品質検査を行っています。
まず、製造過程での「抜き取り検査」では、その日のうちに菌検査を始め、製品に雑菌やカビが繁殖していないかをチェックします。

また、ラべリングまで完了した納品前の状態では、菌検査と、出来上がった製品が試作段階の規格に合致しているかのチェックを行います。

 ご納品

完成した製品を、ご希望の納期・場所にご納品いたします。
大量生産の場合は、製造ラインとの兼ね合いを見ながら分割納品による対応も行います。

品質管理(ご納品後)

製品の納品後は、そのサンプルを弊社にて管理し、賞味期限中の経年変化、製品の変質・劣化などを経時的に調査しています。

所要日数について

上記の各工程それぞれの所要日数は、商品に使われる原料の調達期間、生産ロットなどによってケースバイケースですが、標準的なものでは、次のようになります。あくまで目安としてご参照ください。

打ち合わせ~ご提案 約1週間
試作 約2週間
商品パッケージ(弊社提携デザイナーの場合) 半月~1ヶ月
パッケージ資材の作成(弊社提携印刷会社の場合)
※資材をご提供頂ける場合、この工程は省略されます。
約1ヶ月半
製造~ご納品 約1ヶ月半

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